メリマンインフォメーション

2015.02.13

2015年02月13日

2月2日付 メリマンコラム  《長期見通し》  その3

私達ファイナンシャル・アストロロジャーは経験から学ぶ。私達は常に、長期の惑星サイクルと経済や株式市場に見られるような人間活動の長期サイクルとの歴史的相関関係を正しく説明しようと試みる。その点に関しては、私が思うにマンデーン・アストロロジャー達は確かに良い仕事をした。彼らは的確な説明を行ったが、その結果は―少なくとも天王星・冥王星スクエアと株式市場の関連性については―過去と同じではなかった。しかしながら、月のノースノードの星座宮運行という点から見れば、これらは似ていたのだ。 だがおそらくもっと重要なポイントは、今回の天王星・冥王星が示す社会政治的サイクルが、過去の歴史的事件に示された多くのテーマを反映しながら非常に正確に表出している事だ。

たとえばISISの台頭は、1930年代中盤のナチズムの台頭に似ていないか? 1930年代中盤がそうであったように、今回も経済面においては殆どの人々にとって茨の道だったのではないか? 貯蓄者、高齢者、学生、そして中流階層が押し潰された。テロリズムなど過去の事だという政治指導者達のレトリックをよそに、世界はテロの増加によってますます危険になった。殆どのファイナンシャル及びマンデーン・アストロロジャー達がこれを正しく理解していた。

それが何故今、重要なのか? その理由は、3月5日±2週間、すなわち今回やって来る最後の天王星・冥王星スクエア形成と、それに結び付いた一連のジオコスミック・サインの猛攻が起きる時、イスラエルの首相ベンジャミン・ネタニヤフが中東の安全保障について米国議会で演説を行う事にある。もしかすると、彼は中東地域における核兵器の普及状況について、諜報機関からの新たな情報を提示する可能性がある。米国はどう反応するだろう? それは、1930年代中盤に台頭した脅威にヨーロッパが示した反応とは異なるものになるだろうか?

ここにマンデーン・アストロロジーの大いなる価値がある。今回、天王星・冥王星スクエアの最終形成のオーブ範囲内にこのような会合が予定されていることを考慮すれば、世界は中東をその焦点として、平和か戦争かの転換点に至ったことになる。

2015.02.12

2015年02月12日

2月2日付 メリマンコラム  《長期見通し》  その2

たとえばこれに似た時期として、2014年4月中旬(グランド・カーディナルスクエア)を思い起こしてみるといい。1カ月の間に、ロシアはウクライナを併合し、ISISのテロリスト(おっと、“武装勢力”という意味だ)が台頭して人質達の斬首ビデオを流布し始めた。こうした危機的兆候は、彼らがイラクにおいていくつかの街を制圧し、イラクとシリアに大きく勢力を伸ばすにつれて、それまでの “二軍” 的な扱いから突如として世界平和に対する本物の脅威として浮上してきた。しかしながら、この時期は金融市場における長期サイクルの完了という意味では特筆するような点は無かった。

実際、長期の市場サイクルの完成という観点からは、天王星・冥王星スクエアの全期間(2012年6月から)を見ても、特に注目に値する点は無い。おそらく通貨は例外かもしれないのだが。一部のファイナンシャル・アストロロジャー達は、これほど重要な長期の惑星サイクルと株式市場における長期の天井、または貴金属市場における長期の底との間に(これまでのところ)関連性を欠いていることに失望している。だが非常に少数のファイナンシャル・アストロロジャー達は、天王星・冥王星スクエア期の殆どの期間続いたこの強気市場を正しく予測していた。

この関連で唯一確実に影響を及ぼしたジオコスミックな相関関係は、運行中の月のノースノードで、2008~2009年の一般経済の底と、その後2017年まで続く可能性を持つ回復を正確に予告していた。この相関性は、1930年代に出版された経済と月のノースノードに関する研究書で有名なファイナンシャル・アストロロジャー、ルイーズ・マクワーターにちなんで “マクワーター・スタディ” と呼ばれている。

私を含めて殆どのアストロロジャーは、月のノースノードのサイン運行よりも、天王星・冥王星間のハードアスペクトにより重きを置いてきたのではないかと思う。天王星・冥王星間のハードアスペクトの歴史は、1931~1934年の例を見ても、株式市場の主要な暴落、厳しい景気後退、そして経済不況との相関性において、非常に印象的だ。1930年代の中盤、天王星は冥王星とスクエアを形成しており、月のノースノードは水瓶座にあってマクワーター・経済サイクルの底を示していた。今回、月のノースノードは2008~2009年に水瓶座を運行しており、土星が天王星にオポジション(これも株式市場の長期サイクルに関連)を形成していた。だが、天王星と冥王星が共にスクエア・ダンスを踊り出した時には、月のノードは既に星座サインの旅路における成長サイクルに入っていた。

2015.02.11

2015年02月11日

2月2日付 メリマンコラム  《長期見通し》  その1

ソシエテ・ジェネラルの弱気で有名なストラテジスト、アルバート・エドワーズはこんな警鐘を鳴らしている。このところユーロ圏につきまとうデフレーションの脅威は米国より大きく、株式市場はまもなく “ 粉々に打ち砕かれ… 米国の足下に存在するデフレ断層線もまたユーロ圏に負けず劣らず不安定だ ”。

―マット・クリンチ 2015年2月5日 http://www.CNBC.com

少し先のことまで見通して言うなら、私達は3月5日±2週間という期間に備えたいと思う。この時期は今年一番の激烈さを示す時間帯となるだろう。何故なら、この時期には非常に多くのジオコスミック・サインが展開するからだ。2月22日~3月17日にかけては、7回目にして最後の天王星・冥王星ワクシングスクエアを含め、14ものアスペクトや惑星滞留が起きる。

以前から何度もこのコラムで述べているように、この33カ月にわたる天王星・冥王星スクエアは私達の人生において最も長く影響し、そしてまず間違いなく最も挑戦的なハードアスペクトだ。この最後のスクエア形成は、2012年6月以来のどの回にも勝るとも劣らない重要度を持ち始めている。この同じ23日間に、金星と火星が相互にコンジャンクション(0度)を形成、そして冥王星とスクエアを形成中の天王星ともコンジャンクション(0度)を形成していく。これは新たな情事の陶酔とも似通っている ―そして 一夜が明け、化粧や上辺の飾りを落とした相手の真の姿を目の当たりにした時、陶酔は突如として酷い体験へと変容する。

金融市場や世界の指導者達に熱狂することの無い私達にとって、これは何を意味するだろうか? 天王星が絡む時、何が起きるか確かな事は誰にもわからない。天王星は通常、サプライズを意味するからだ。時には (多くの場合)その結果が数週間、いや数カ月先まで見えない類いの決定が下される時期となる。また時には何かが起きるものの、それがどの程度重要な事かについては、後々になって物事の化粧が剥げ落ちるまで私達にはわからないこともある。

2015.02.10

2015年02月10日

2月9日付 メリマンコラム  《短期見通し》 

世界の株式市場で先週月曜日(2月2日)につけた安値は1月30日(金曜日)に発生した金星・土星スクエア(90度)と水星逆行の中間点(1月31日~2月1日)の複合的影響によるものであったと考える。更に2月6日(日本時間7日)に発生した太陽・木星オポジション(180度)とも関連しているのではないか。この天体位相は前後10営業日の領域で米国株式のPC(プライマリーサイクル)以上の長期サイクルの節目と75%の確率で歴史的相関性を有している。2月2日は今回のオポジションと僅か4営業日しか離れていない。これは即ち、米国株式が現行PCの天井もしくは史上最高値に向けた再チャレンジを図っている可能性を示唆している。

今週、最も注目すべき宇宙のイベントは2月11日(日本時間11日23時58分)の水星順行(逆行の終了)であろう。逆行開始日(1月21~22日)と同様に、逆行終了日である11日の太陽と水星は共に風のサインである水瓶座の中にある。これは、世界の株式市場にとって高値と関連すると共に、その後の大きな相場の下落とも関連する組み合わせが我々の眼前に示されているという事を意味している。但し、この“大きな相場の下落”がすぐさま訪れるのか否かについてはハッキリしない。往々にしてこの手の下げ場面は逆行期間の一カ月前から始まっている事がある。これは(米国株式においては)2014年12月26日の史上最高値と関連するかも知れない。また、まさに現行相場が2月2日の安値から新PCを開始しているのだとすれば、恐らくここで下げ場面は出現しないだろう。(本来の基調の強弱を問わず)PCの序盤は強気なのだ。それでもなお、現行の反騰場面が終われば、この相場には新たな―そしてより大幅な―急落場面が出現するのではないかと推測される。直近、我々が最も気を配らなければならない時間帯は2月22日~3月17日であろう。
【註:PCの基調や起点等については「相場サイクルの基本」もしくは「MMAサイクルズレポート」を参照の事】

2015.02.09

2015年02月09日

2月9日付 メリマンコラム  《回顧と展望》 

またである。まさに前回の水星が逆行したと去年10月半ばと同じだ。まさに水星逆行の中間点において、 “トリックスター”としての水星逆行は、相場を突然、正確には株式市場を反転させた。そこはまさに水星逆行(1月21日〜2月11日)の中間点付近であったのだ。実際、米国株式のPC(プライマリーサイクル:詳しくはMMAサイクルズレポートを参照の事)ボトムの形成とその後の反騰場面は2月2日(中間点である2月1日以降最初の営業日)に出現。前回の水星逆行(2014年10月4~25日)でも、相場はその中間点付近にあたる10月15日にボトムをつけ反転上昇。更にその前段回、数週間に及ぶチャートパターンも、今回の動きとよく似ている。

そして現在、我々はこのパターンが今後も続くか否かを注視していく必要がある。もし、この流れが続くなら、NYダウ及びその他世界の株式指数は数年ぶりの新高値、または史上新高値をつけに行くかもしれない。逆に続かなければ、今回の市場は厄介な状況を抱えつつ、2月22日〜3月17日というジオコスミック上、最も強烈な時間帯に向かいつつあるという事を意味している(長期見通しを参照の事)。

金融市場の中で、先週調子が良かったは株式だけではない。原油もまた良い動きを見せた。だが金、銀、ならびに対ドル通貨は6日(金曜日)に急落した。まさに木星は金が嫌いなのだ。何故ゼウス(木星)とアポロ(太陽)は仲良くなれないのか? という疑問に私は首をかしげるのだが、もう何十年も ― ひょっとすると何百年もの間 ― ずっとこんな調子だ。同じく6日にはジオコスミック的に一大イベントである太陽・木星オポジション(180度)が形成されたが、この天体位相が出現するまで、一部の通貨(例えばポンドなど)は弱気基調から新PCが始まりつつあるように見えた。これは今なお『フォーキャスト2015』で述べたシナリオによくフィットしている。

2015年02月07日

2015年02月07日

運気好調時の利食いドテンは福の神

2015.02.06

2015年02月06日

2月2日付 メリマンコラム  《短期及び長期見通し》 
最新のニュースをチェックしていらっしゃる方であれば、この時間帯はオバマ大統領にとってはよろしくないエリアであったという事がお分かりいただけたかと思う。現地時間1月29日、米上院は米国とカナダとを結ぶ石油パイプライン「キーストーンXL」の建設を認める法案を採決。賛成62-反対36でこの法案は可決された。この結果に対し、オバマ大統領は同法案への拒否権の行使を警告したのだ。そして、原油の支配星は海王星である。
また、その後は2001年にタリバンに捕虜になり、拘束していたタリバン幹部5人との解放を条件に帰還したボウ・バグダール軍曹に関する審判を巡って、激しい怒りが再燃している。果たして彼は脱走兵であったのか否か。オバマ政権の行動は陸軍の調査に対して干渉していると批判されている。このような干渉、操作改ざん、隠蔽は土星・海王星の領域でもある。

2月3~4日の獅子座の満月は重要なものになるだろう(日本時間では4日)。この満月は多くの金融市場(貴金属、株式そして米国債)。しかしながら、更に重要なのは太陽・木星オポジション(180度)のある2月6日(日本時間7日午前3時半頃)。この日は1月の雇用統計が発表される。前回のコラムでは次の通り述べた“太陽・木星のオポジションは、これまでのジオコズミック研究の中で、米国株式市場のプライマリー・サイクルと最も高い相関性を持つシグナルの一つだ。拙著 “The Ultimate Book on Stock Market Timing Volume 3” で述べた研究によれば、これは10営業日をオーブ範囲として50週以上の株式市場サイクルとは50%、プライマリー・サイクル(PC:13~19週)とは75%の相関関係を持っている。木星の下では全てが誇張される。木星、海王星、そして魚座が支配する原油は、トレンド転換の主役となるかもしれない”。

水星逆行中に太陽・木星オポジションが来て、満月も加わり、おまけに雇用統計の発表まで重なる今週、良き時間となるべく努めるべきは・・・休暇をとる事である。もしくは『ピンボールの魔術師』の登場人物になってみるというのも良い。ひょっとすると自分がピンボール役になるかもしれないが。【註:英国のバンド、ザ・フーの楽曲でロックオペラ「トミー」の劇中歌。ピンボールはこの映画の中で重要な役割になっている】。それは恐らく、トレーダー達が金融市場をどのように受けとめてトレードするかによるだろう。

ただ、ここで良いニュースがあるとすれば、2月が始まったという事か。宇宙が正常な状態に戻るまであと一カ月しかない。(その最後の場面は)3月16~17日に形成される天王星・冥王星ワクシングスクエアの最終回である。ここは踏ん張り処。そう、きっと出来るはずだ。我々なら出来る。もうすぐ種々のマーケットは通常(2008年以前)に戻っていく事になるだろう。
しかし、ここで疑問が生じる。それは「同じことが繰り返されるのか?」という事だ。何か根本的なものは変わっているのだ。それが何であるかを知覚する上で、この7年間を振り返ってみていただきたい。更にこの7年間でご自身の生活―仕事面、財政面、人間関係、そして健康面―は、どのように変わったかを評価してみると良いだろう。

*都合により今週のコラムの《回顧と展望》は省略させていただきます。

2015.02.02

2015年02月02日

2月2日付 メリマンコラム  《短期及び長期見通し》  その1

ジオコスミック研究に依拠すると、今週は重要な週である。そこには強力なジオコスミックサインが詰まっている。

先ず、現在は水星逆行(1月21~2月11日)の中間点にあたる。ここは金融市場においては、水星逆行開始時には反転しなかった相場が主要な反転を開始するサイクル内のポイントとなる。これは前回(2014年最後)の水星逆行を振り返ってみると良いだろう(10月5~26日)。この時の水星逆行中間点は10月15日である。当時、世界中の株式市場は中間点に向け急速に下落。その後相場は(中間点で)急反転して、そこから年間、数年来、もしくは史上最高値をつけるまでに上昇していった。このような相場は我々も含め誰にも予想できなかった。

また、先週末(1月30日~2月1日)は金星が土星とスクエア(90度)を形成し(1月30日)、海王星とコンジャンクション(0度)を形成した(2月1日)。このことに関しては先週次の通り述べている。即ち“…金星が魚座入りして初期度数を運行し、1月30日に土星とスクエアを、2月1日(日本時間2月2日)に海王星とコンジャンクションを形成する。歴史的に見て、土星・海王星のアスペクトは多くの金融市場(株式、原油、通貨など)における長期サイクルの天井または底と最強の相関関係を持つ位相の一つだ。1月30日〜2月1日近辺で、より短期の反転が起きる可能性がある。また、ECBが新しく始動した刺激策に対する疑念と批判がもっと表面化してくるのを見ることになるかもしれない。通貨戦争はなおも続行し、他の市場により大きな不確実性とボラティリティをもたらすだろう。同様に、これは米国大統領バラク・オバマにも影響を与えるかもしれない。彼の出生図の月(大衆のイメージ)と冥王星(個人的権力)が、天空の金星・土星スクエアと海王星が放つエネルギーの焦点となるからだ。中央銀行とは裏腹に、彼は自分が望むものを手に入れることはない。実際運行中の土星は、彼が受け取るものが自分の過去の行いに対する望みもしない多くの調査だと示唆している。月は過去であり、土星は本人に対して批判的な他者から突きつけられる、釈明と引責への要求だ”。

2015.01.30

2015年01月30日

1月26日付 メリマンコラム  《短期及び長期見通し》  

現在、水星が風のサインである水瓶座での逆行の旅を開始している。予測通り、先週は金融世界で大きな発表(ECBによるQE実施発表)があった。我々は今、彼らの新しい政策が思惑通りに働くかどうかを見ている。私の信じるところでは、思い通りにはいかないだろう(水星逆行下、または天王星・冥王星スクエアの下では何事も企図した通りには動かない)。今の私達は成り行きを観察中というところだが、私としてはより多くの意図せぬ結果が浮上してヨーロッパが他の選択肢を考慮せざるを得なくなり、この最新の取り組みを変更するのではないかと考えている。私には “他の選択肢” が可能かどうかさえわからないが、彼らが何かを思い付くだろうという確信はある。もしかすると、彼らは負債でよろめく国々の “債務免除” または “債務軽減” 措置を検討するのかもしれない。それは今後、2015年終盤から2016年にかけて形成される土星・海王星スクエアが持つ哀れみ深い一面の表現だろう。しかし、そうなるとは限らない。

今週は金星が魚座入りして初期度数を運行し、1月30日に土星とスクエアを、2月1日(日本時間2月2日)に海王星とコンジャンクションを形成する。歴史的に見て、土星・海王星のアスペクトは多くの金融市場(株式、原油、通貨など)における長期サイクルの天井または底と最強の相関関係を持つ位相の一つだ。
1月30日〜2月1日近辺で、より短期の反転が起きる可能性がある。また、ECBが新しく始動した刺激策に対する疑念と批判がもっと表面化してくるのを見ることになるかもしれない。通貨戦争はなおも続行し、他の市場により大きな不確実性とボラティリティをもたらすだろう。

同様に、これは米国大統領バラク・オバマにも影響を与えるかもしれない。彼の出生図の月(大衆のイメージ)と冥王星(個人的権力)が、天空の金星・土星スクエアと海王星が放つエネルギーの焦点となるからだ。中央銀行とは裏腹に、彼は自分が望むものを手に入れることはない。実際運行中の土星は、彼が受け取るものが自分の過去の行いに対する望みもしない多くの調査だと示唆している。月は過去であり、土星は本人に対して批判的な他者から突きつけられる、釈明と引責への要求だ。

もう一つ、トレーダーの行く先に立ちはだかる重要な短期のジオコスミック・サインは、2月6日(日本時間7日)の太陽・木星のオポジションで、その日は米国労働省から1月の雇用統計が発表される。太陽・木星のオポジションは、これまでのジオコズミック研究の中で、米国株式市場のプライマリー・サイクルと最も高い相関性を持つシグナルの一つだ。拙著 “The Ultimate Book on Stock Market Timing Volume 3” で述べた研究によれば、これは10営業日をオーブ範囲として50週以上の株式市場サイクルとは50%、プライマリー・サイクル(PC:13~19週)とは75%の相関関係を持っている。木星の下では全てが誇張される。木星、海王星、そして魚座が支配する原油は、トレンド転換の主役となるかもしれない。

2015.01.29

2015年01月29日

著名なエコノミストであるフリードリヒ・ハイエク。彼の著書『The Fatal Conceit/致命的な自惚れ(思いあがり)』 (シカゴ大学出版:1988年) の中にこのような記述がある “経済学が持つ興味深い役割は、自分達が思考によって創出し得ると思い込んでいる物事について、実際にはどれほど無知であるかを人々に描いてみせることだ”。だが、それさえも、本物の危機とは言い難い。真の危機は、“傍目から見た” 中央銀行の信頼性が失われることにある。
もしインフレ率の増加に成功しなかったら? 
成功したとしても、もしその増加率をコントロール出来なかったら? 
世界経済を運営するために中央銀行が手にした力に対する絶対の信奉を世界が失えば何が起きるか? 
もし土星(損失)・海王星(信頼と夢)のスクエアが制御不能の悪夢に変わるとしたら? 
それもまた土星・海王星スクエアで示現する可能性を持つ象意だ。
通貨市場にご注目戴きたい。それらは金や銀のような他の商品市場に起きる価格変動を理解する鍵となるだろう。金は先週、8月19日以来初めて1300ドルを超える反騰をみせた。しかも米ドル(指数)さえも11年以上ぶりの高値に昇ったというのにだ。金が米ドルと共に騰がるって? それは全く起こり得ない話だ…。 金融世界の不確実性(信頼の喪失、制御能力の喪失、土星・海王星スクエア)のレベルもまた共に上昇していない限りは…。 
一方、中央銀行が経済を統御する力への信頼を世界が維持し、中央銀行が自国の通貨価値を下げるために紙幣を製造してそれを各国の負債買入に回し続ける限り、株式市場が騰がり続ける可能性は高い。少なくとも、これら中央銀行の能力への信仰が崩壊するまでは続くだろう。