メリマンインフォメーション

2015.05.08

2015年05月08日

《おしらせ》今週のコラムは都合によりお休みとさせていただきます。
なお、メリマン氏がスペイン出張中につき、来週のコラム、ならびにMMA日経週報、カレンシーレポート、ゴールドレポートは発行が遅れます。レポートが到着次第、早急に翻訳しUPする予定です。

2015.04.29

2015年04月29日

4月27日付 メリマンコラム  《短期見通し》 その3
天王星が絡むと、突発性と予測不可能な状態になる。更に何かが起こると予測している人が少なければ少ない時ほど、最も頻繁に起こるようだ。つまり、それが2014年12月~2015年10月の間に何起こるかという事である。この期間、何に備えよというのか? 備える事など出来ない。やれる事といえば我が身に眠るアイデアを具現化する事のみ。それもいち早く具現化できた分だけ良い方向に働こうという事だけだ。迫られた変革に難色を示して先延ばしにすればする程、事は困難なものになっていく。では、実際にそうしたとして、なにか良い事が起こるのか? 勿論!ポジティブな何か―即ち、より良い状態への変革、計り知れない価値あるレッスン―はいつも非常時に現れるというものだ。

目先の話といえば、5月4日(±1日)もまた重要といえる。何故ならここでは満月(太陽・冥王星オポジション)が木星とT字スクエアになるからだ。世界中の株式市場が高値を指向している事を鑑みると、これらの相場はこのアスペクトに向けて上がり続け、更にはこの時間帯を超えても高値を指向していくと考えるかも知れない。土星・天王星のセスクィクォードレート(225度)の影響下では、何でも決め付けないのが賢明というものだろう。この期間中、このアスペクトの本質が直撃するなら、この満月と木星のT字スクエアは歓喜よりもむしろパニックをもたらす可能性がある。木星が絡むと、極めて楽観的になるか、逆に強烈なヒステリーとなるか、そのどちらにせよそのムードが優勢になっていこう。通常、この天体位相の影響下では交互に発生するものである。

2015.04.28

2015年04月28日

4月27日付 メリマンコラム  《短期見通し》 その2

現状、世界を見回すと、金融システムは自立再建の道を歩んでいるかのように見える。更に安定化の道を歩いているように見える。2008年の破壊の衝撃波以降、我々は長い道のりを歩いてきている。しかし、土星・天王星ペアが導き出す桁外れのイベントが起こる土壌となる無関心と慢心の環境は確実に醸し出されている。それは地震、津波や他の自然現象、または大いなる水の星(地球)が育む大自然の微妙なバランスを脅かしかねない事態(例えば原油流出)が発生する可能性を示唆している。更に金融面では大銀行、大企業、あるいは政府に突然降りかかる財政上の喪失をも示唆している。その一方で大規模なサイバー攻撃、もしくは重要なコンピュータデータの消失(あるいは失われていたと思われていたデータが損傷状態で戻ってくる状況)が起こる危険性も否定できない。

2015.04.27

2015年04月27日

4月20日付 メリマンコラム  《短期見通し》 その1

ああ無事に終わったなと思ったのもつかの間、天王星絡みの長期惑星サインがまたまたやってくる。土星・天王星225度(ウェイニングセスクィークォードレート)がそれだ。発生するのは5月4日。これは2014年12月3日の初回から2015年10月22日の最終回まで都合3回発生するうちの真ん中にあたる。これは、2008年11月から2010年7月の間に通算5回形成された土星・天王星オポジション(180度)以来のハードアスペクトである。ご記憶かと思うが、このオポジション形成中に1)リーマンブラザース証券の破綻(に端を発する金融危機)と2)ギリシャ危機とその救済措置があった。今回のハードアスペクトは映画ターミネーターのセリフではないがアイルビーバック(I’ll be back)と言って戻って来るようなものだ。確実に、金融、及び政治の世界における桁外れにして突拍子もないイベント(と混乱)に関係する何かがまたやってくる。そもそも土星は安定と伝統のハードロック(硬岩)を表し、天王星はそれらの岩壁を打ち破るような事象の突然の衝撃を表す。つまり、今ある均衡は乱される。

2015.04.22

2015年04月22日

4月20日付 メリマンコラム  《短期見通しおよび長期見通し》 その3

ご記憶の方もいらっしゃると思う。(冥王星と金星が山羊座入りした)2008年1月末、まさに世界金融危機という大きな塊が動き始めた時であった。当時、フランスのソシエテ・ジェネラル銀行に所属する詐欺師トレーダー、ジェローム・ケルヴィエルは(実際には存在しない)銀行資金500億ユーロ近くを含む違法トレードを行い、490億ユーロの損失を出した(と後の公判で明らかになり)。その結果、同行は一時破綻寸前まで追い込まれた。【註:後に復活】同時期、前年12月最終週から米国株式(NYダウ)は既に2,000ポイント下げていた。危機は進行中であったのだ。これに対して、当時のFRB議長ベン・バーナンキはすぐさまFF金利を4.25%から3.5%に利下げ。更にその翌週、3.0%に下げる。更に、この年の12月にFRBは金利をゼロ(実際の金利は0.25%)まで落とすという前例のない一歩を踏み出した。これが、以後中間層貯蓄者(金利生活者)の生活を荒廃させる事となるZIRP(the Zero Interest Rate Policy:ゼロ金利政策)の始まりである。その結果、貯蓄者はリスクがあるとは知りながら、あえて株式投資の道に入る事を選択していった。これはFRBの思惑、即ち株式市場が新高値を更新するまで上昇すれば、株式投資家の純資産は大幅に増加するという効果を含んでいた。
残念な事に、低金利で最も助けが必要な人々(中間層ならびに低貯蓄者層)はこの恩恵に与る事は出来なかった。そして彼らの生活に深刻な影響を与えた。富める者たちはより富を享受し、取り残された者はより貧しくなっていく。その結果「所得格差」という一般的な概念が噴出。米国を含む幾つかの国からは「富の再分配」の声が上がる原因となっている。FRB(と政府の後ろ盾)による価格操作で上昇した株式市場で儲けて富を得た人々は、FRBの意図を理解して“…(パックが)向かおうとしている場所”を運良く見つけたのに、悪党(villian)と化していた。

2015.04.21

2015年04月21日

4月20日付 メリマンコラム  《短期見通しおよび長期見通し》 その2

とはいえ、ここは冥王星の話に戻ろう。何故なら、この惑星は、財政、税金、世界経済、政治の分野で育まれてきたものを台無しににする改革、または“浄化”を求めているのだ。

金融及びマンデーン・アストロロジーの原理原則を通じて、この大いなる冥王星の時代を理解するためには、2008年1月24~27日に始まったこの惑星の、今回は16年間におよぶ山羊座の入居期間の真ん中に現在の我々はいるという事が最初の重要な認識ポイントである。

【註】冥王星は楕円軌道のため、1つのサインに入居する時間帯は14~26年とそれぞれ異なる。

冥王星の山羊座入居は1762~1778年以来。それだけでなく、2008年の入居時、金星も共に山羊座入りしている。金星の山羊座入りは年に1回。しかし、公転周期248年の冥王星が金星と一緒に同じサインに入居するとなると、その確率はどれくらいになるだろうか? まあ、たいして素晴らしいわけでもない。とはいえ、金融アストロロジーの研究において、これは重要といえる。何故なら金星と冥王星はお金が持つ2つの側面、即ち富と債務を支配するからだ。
山羊座は、政府や中央銀行のような公共機関や制度を支配する。両惑星が一緒に山羊座に入居するという事は、間もなく起こる何かの前触れと言えた。即ちそれは世界の金融、経済、政府に大きな転換もしくはラディカルな変革が待ち受けているかもしれなかったのだ。

2015.04.20

2015年04月20日

4月20日付 メリマンコラム  《短期見通しおよび長期見通し》 その1

“パックが向かった先ではなく、向かおうとしている場所に私は進んだのだ”
―ウェイン・グレツキー(元アイスホッケー選手)が語った、選手として成功を収めた理由《出典:グーグルを通じて検索した幾つかのWEBサイトより》
【註:この言葉はアップル創業者のスティーブ・ジョブズが引用した事で有名】

目下、ジオコスミック的に非常に興味深い時間帯の渦中にある。先週の当欄では、4月14~21日に効力を発揮する幾つかの重要なジオコスミックサインについて検討した。その上で、これらの天体位相が先週の金融市場に影響を及ぼすのではないかと予測した。今週、この天体位相が終了すると、5月1日まで(市場に影響を与えそうな)天体位相は発生しない。しかしながら、ここは先週―更には先月の―天体活動の長期的な影響が、幾つか反映する事で快適な時間になるかもしれない。

(4月14~21日の中間点に相当する)16日(日本時間17日)、冥王星が逆行を開始。この逆行は文字通り山羊座の中間度数で起こる。実際の逆行は正確には15度32分で起こる。1つのサインは30度で構成され、1度は60分で構成される。従って正確な中間度数はジャスト15度でなければならない。今回の冥王星逆行は山羊座の中間度数をいささか過ぎたところでスタートするのだが、9月25日に12度58分まで逆行するので、“山羊座の中心”を冥王星が往来する、と見なしても良いだろう。またこの状況は、冥王星が支配する蠍座に太陽が入居している間も続くので、今後数カ月間は冥王星の影響力が濃い期間という事になる。これは山羊座の原理原則が真っ当に反映される期間でもある。これらの原動力は真剣さ(seriously)が要求される。加えて土星は(9月下旬から)2年間射手座に入居するので、更なる真剣さが求められる。なぜなら射手座が関連するものはどんなものであれ誇張される性質があるからだ。土星、山羊座、冥王星、そして蠍座。これらは軒並みシリアス(serious)な存在である。この期間は“ポリティカル・コレクトネス”が過度に求められるようになるだろう。
自身の発言には気をつける事―本来は怒らせる意図などなかったにもかかわらず、ひょっとすると責められるかもしれない。更にこれが怒らせるか、幾つかのルールに違反する、もしくはあなたを好ましく思っていないか、あなたの行動を信用していない一部の人々を侵害するという意味であれば、その後に行き過ぎた報い、即ち政府もしくは規制当局向けのポリティカルコレクトへの賛辞を述べなければならない羽目に陥る事が予想される。

【註】ポリティカル・コレクトネス…政治的・社会的に構成中立で差別や偏見などが含まれていない言葉の事

2015.04.14

2015年04月14日

*今週のMMAサイクルズレポートの翻訳や電子書籍作成作業のため、今週もメリマンコラムは《短期見通し》のみの翻訳掲載とさせていただきます。

4月13日付 メリマンコラム  《短期見通し》 その2

火星・木星スクエアの時間帯(日本時間18日±1週間)もまた失言による失敗を示唆している。この期間は重要な時に間違った発言をしたり、すぐに嘘だとわかるような主張をしたりするのに細心の注意を払う時間帯といえる。修復するのは手遅れで、まさに後の祭りとなってしまう。我々は既にこの好例を先週2016年の米大統領選に出馬表明したランド・ポール共和党上院議員のケースから垣間見る事が出来る。出馬表明から1時間も経っていないうちに、質問のマナーがなっていないと女性記者にお怒りだったとの事。反フェミニズムのイメージと戦っている政党(共和党)の看板を背負っているのなら、これはいただけない。今週、ヒラリー・クリントン(前国務長官)が次期大統領選に出馬表明するのではないかと予想されている【註:12日に立候補を表明】。恐らく、見つからなかった幾つかのメールが出てくるのではないか。恐らく彼女以外のほかの誰かによって。【註:最近、国務長官時代に個人のメールアカウントを使用していた問題が発覚し、国家のセキュリティ上の観点で大問題になっている】

この期間は真実を述べていない人間にとってはどぎまぎする時間帯かも知れない。公務員は問題が行き詰る事のないよう、自らを律する必要があるかも知れない。

この季節は傲慢と謙虚さの欠如が(意図しないような)ネガティブな結果をもたらす時期といえよう。激しい怒り(outrage)は勢いを増し、すぐさま魔女狩りに発展する可能性もある。その一歩で火星・木星アスペクトは原油相場と特別な親和性を有している【MMAサイクルズレポート参照の事】。金融市場の中には新たな吹き上げ相場が出現する市場も出てくるだろう。何が起こるかは承知している。即ち「放れにつけ」という事だ。トレンドに逆らったり、守りきれない(indefensible)ものを守ろうとしたり、はたまた否定しようのない(undeniable)ものを否定したりすると、恐らくは(日本時間18日の)火星・木星スクエア、更にその近辺(日本時間17日)で起こる冥王星逆行の存在に苦戦を強いられる事になるのではないか。

2015.04.13

2015年04月13日

4月13日付 メリマンコラム  《短期見通し》 その1

“4月7~8日の重要変化日は4月6日のNYダウ(の安値)に美しく働き、現在上昇中です。私はあなたのとてつもないシステムに目を見張るばかりです”。
Ulric Aspergen(スウェーデン)-MMTA卒業生ならびに研修生として英ポンドの素晴らしい研究成果を上げている。9月4~7日にイタリアで行われるMMA投資セミナーで講演予定
4月7~8日は当MMAにおける重要変化日であった。この変化日には前後3営業日のオーブ(許容範囲)があるが、今回の場合、多くの市場で3営業日もオーブを置く必要がなかった。株式は前週末までにボトムを形成。4月6日にこの安値を再テスト。金と銀は、原油、外国通貨、米国債と共に4月6~7日にトップアウト。9~10日にかけて急落した。
目下、新たなジオコスミックサインが幾つか、4月14~21日という短い間隔で到来。先ず14日(日本時間15日)に金星・土星オポジション(180度)が発生し、17日(日本時間18日)に火星・木星スクエア(90度)が到来。火星は21日(日本時間22日)に冥王星とトライン(120度)を形成する。更にこの期間の中間点に相当する16日(日本時間17日)には冥王星が逆行を開始。これは強力である。
(日本時間17日発生の)金星・土星オポジション(180度)に際し、我々はそこで下落しているあらゆるマーケットを探っていく必要がある。我々のルールにおいて、どのマーケットもこの天体位相の影響下では値動きが抑制される。更にひとたびこの抑制が外れるといったんリバウンドする事が少なくない。
(日本時間18日に発生する)火星・木星スクエア(90度)もまた、常に重要な天体位相である。何故なら木星は“値動きの拡大”を意味し、火星は“勢い”と合致するからだ。そのため、トレーダーは過度に熱狂的もしくはパニック状態(あるいはその両方)になり、つい焦燥感から商いを急いでしまうあまり、相場は上下に大きく値が振れる可能性がある。更に同時間帯に冥王星は運行方向が順行から逆行に変わる。冥王星は債務ならびに債務関連(例えば米国債、中央銀行のような債務から恩恵を受けるような組織)を支配するので、ひょっとすると中央銀行関係者もしく政治家からサプライズ声明(もしくは失言)が飛び出してもおかしくはない。

2015.04.06

2015年04月06日

*今週も都合により《回顧と展望》《長期見通し》を割愛、《短期見通し》のみの掲載とさせていただきます。

4月6日付 メリマンコラム  《短期見通し》 

 先週末3日に発表された3月米雇用統計。市場では非農業雇用者数(NFP)が前月比24万人前後の増加と予想されていた所、発表された数値は前月比12.6万人増。2月改定値は26.4万人増(3月発表は前月比29.5万人増)。このショッキングな結果と世界の株式市場の大きな上下変動は4月2日(日本時間3日)の太陽・木星トライン(120度)と4月8日(日本時間9日)の木星順行という良好な木星のトランジット(運行)、ならびに3月17日にエグザクトリスクエアを解消したばかりの天王星・冥王星スクエアとの太陽トランスレーションと関連している。これらの天体位相は全て4月2~8日までの期間中に発生しており、そのまさに中間点が4月4日の皆既月食であった。

 また先週は株式だけでなく金及び銀さえも荒々しい乱高下に見舞われていた。金(6月限)は3月26日につけた高値1,220.40から急落し、同月31日1,178.20まで下落。その後は4月1日に1,208.70まで上昇している。今週月曜(6日)、太陽は天王星とコンジャンクション(0度)を形成し、水曜(8日)日は木星が逆行から順行に戻るので(木星順行は日本時間9日)、このボラタイルな動きは今週も続く可能性がある。

 更にその上、8~9日にはジオ射手座ファクター(月の射手座入居)がある。

 通常、この天体位相は貴金属及び米国債における大きな価格の上下変動と関連性が高い。まさにこれら全ての天体サインは種々のサプライズと相場の大きな上下変動と関連性を有している。天王星と木星はとりわけ重要で、更に射手座(支配星は木星)の月が伴う。これぞ拡張―まさに木星と射手座が転がりたがっている(何もかもがこれらの原則を強調して拡張している)。

 しかしながら、誇張や誇大の星回りは金融市場だけに限定されるものではない。彼らは政治家の発言でも矢面(front and center)に立つ事になろう。ここは自分自身の信念に注意するべきである。この期間は他人様の発言や意思を信用する時間帯ではない。お粗末な判断(poor judgment)のせいで深刻な損失が生じる危険性がある。

 木星や射手座が実に対する認識力(sense)や物事を完全に理解する能力(appreciation)に欠けているというのではない。欠けているとすれば、むしろ現状を正確に読んで優れた判断を下す能力(discernment)や的確さ(accuracy)を捉えるという点であろう。彼らは信じたい。しかし常に(真実を)知りたいというわけではないのだ。そして、これが損失をもたらすか否かの分かれ目となる。