2015.04.29

4月27日付 メリマンコラム  《短期見通し》 その3
天王星が絡むと、突発性と予測不可能な状態になる。更に何かが起こると予測している人が少なければ少ない時ほど、最も頻繁に起こるようだ。つまり、それが2014年12月~2015年10月の間に何起こるかという事である。この期間、何に備えよというのか? 備える事など出来ない。やれる事といえば我が身に眠るアイデアを具現化する事のみ。それもいち早く具現化できた分だけ良い方向に働こうという事だけだ。迫られた変革に難色を示して先延ばしにすればする程、事は困難なものになっていく。では、実際にそうしたとして、なにか良い事が起こるのか? 勿論!ポジティブな何か―即ち、より良い状態への変革、計り知れない価値あるレッスン―はいつも非常時に現れるというものだ。

目先の話といえば、5月4日(±1日)もまた重要といえる。何故ならここでは満月(太陽・冥王星オポジション)が木星とT字スクエアになるからだ。世界中の株式市場が高値を指向している事を鑑みると、これらの相場はこのアスペクトに向けて上がり続け、更にはこの時間帯を超えても高値を指向していくと考えるかも知れない。土星・天王星のセスクィクォードレート(225度)の影響下では、何でも決め付けないのが賢明というものだろう。この期間中、このアスペクトの本質が直撃するなら、この満月と木星のT字スクエアは歓喜よりもむしろパニックをもたらす可能性がある。木星が絡むと、極めて楽観的になるか、逆に強烈なヒステリーとなるか、そのどちらにせよそのムードが優勢になっていこう。通常、この天体位相の影響下では交互に発生するものである。