2015.03.30

*都合により、今回は《短期及び長期見通し》のみの掲載とし、《回顧と展望》は割愛させていただきます。

3月30日付 メリマンコラム  《短期及び長期見通し》 その1

非常に興味深い幾つかのジオコスミックシグナルが関与する期間に、現在我々は突入している。強気サイドでは4月2日(日本時間4月3日)の太陽・木星トラインと8日の木星順行(逆行の終了)がこれにあたる。大抵の場合、株式市場は(常時というわけではないものの)これらの天体サインに向けて反騰するケースが多い。通常、木星の性質は陽気。この星は楽観的で寛大である。しかしながら、木星本来が進むべき道を辿らない場合、この星はパニックと損失を拡大させる。

また同時期、牡羊座にいる太陽は今月17日にエグザクトリスクエアを解消したものの、ほぼスクエアの状態である天王星・冥王星ペアをトランスレーションする。即ち5日(日本時間6日)に(山羊座の)冥王星とスクエアを形成し、6日に(牡羊座の)天王星とコンジャンクション(0度)を形成するのだ。この天体イベントは強力である。何故ならこれは4月4日の皆既月食(太陽と月のオポジション)とも関連性があるからだ。この時、月は天秤座に位置しているので、これはカーディナルサイン(牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座)のうち3つのサイン内でT字スクエアが形成されるという事になる。

更に、これらの天体位相が全て今週末のイースターホリデー前後にかけて発生するという事は、近々主要マーケットで反転場面がある可能性がある反面、別の相場では相場の流れが急加速して非常に危険な状態に追い込む可能性も示唆するという事も意味する。
 そしてこの天空の集いのよる“影響力”はもう既に伝播し始めているようで、これは先週フランスはアルプスに激突したドイツ旅客機を操縦していた副操縦士による悲劇的な自殺行為と合致する。ただ、このアスペクトはまだ展開している最中で、その影響力はここから向こう10日間は続く。オーブ(許容範囲)も終わっていない。