2015.01.05

*明けましておめでとうございます。今週のコラムは都合により水曜日までの3日間、《短期及び長期見通し》のみの掲載とさせていただきます。

1月5日付 メリマンコラム  《短期及び長期見通し》  その1

明けて新年2015年1月1日は強力な天体位相のセットアップで幕を開けている。即ち、1月1日(日本時間1月2日)の火星・木星オポジション(180度)と、1月3日の太陽・天王星スクエア(90度)と太陽・冥王星コンジャンクション(0度:日本時間4日)の存在である。過去、我々は大規模な値動きの変動と関連する存在として、火星・木星・天王星間でのハードアスペクト(必ずしも全てが相互にハードアスペクトの関係である必要はない)が含まれる時間帯が視野に置かれているとした。それは100%の確率ではない。直近、これらのハードアスペクトが形成された2014年11月10~14日の時間帯は何も起こらなかった。相場は12月5日に下げ始め、その後12月16~17日まで続いた。ただ現在、これらとは別に1月1~3日これらとは別の天体位相がやってくるという話は既にお話した通り。ひょっとすると高値は既に2014年12月26~29日に大半の株式市場で始まっているのかもしれない。

火星・木星オポジション(180度)は原油にとって重要なアスペクトになる可能性を秘めている。このアスペクトが形成された時間帯(1月2日)、NY原油は52.03㌦まで下落して数年来の安値を更新した。これは値幅的にも日柄的にも拙著「フォーキャスト2015」の中で検討された3年サイクルボトムのポイントに入っている。