2014.10.30

10月27日付 メリマンコラム  《短期および長期見通し》 その3

この時期は、世界中でエネルギーがたっぷり充電された時間帯となる潜在力を持っており、金融市場やそのボラティリティーの高まりだけではなく、これまで言及してきた天王星・冥王星の原理を強調し、体現するような社会的事象の時期となる可能性も持っている。もし子細に監視していなければ、こうした出来事があらゆる社会にパニックを起こすかもしれない。過去2週間というもの、私達はすでにこのような原理が示され、それに伴う危機が例示されるのを垣間見てきた(エボラ出血熱、カナダのテロ事件等)。

ファイナンシャル及びマンデーン・アストロロジャーとして、私達はジオコスミックな状況が形を取り始めるに従い、金融市場だけでなく、市場を攪乱し得る社会・政治・経済的事象に対しても細心の注意を払っている。私達は11月11日から始まる非常に燃え上がりやすい宇宙的タイムフレームに足を踏み入れようとしているが、たった今でさえ、こうしたジオコスミック・パターンに付随する事件の数々を目撃し始めているのだ。ここでの考え方は、金融市場の反応もまた、社会に起きていることを同じ様に反映してくということだ。

人々が不安定な心理の下に常軌を逸した行動をして社会的な混乱を起こせば、金融市場もまた常軌を逸した動きとなる。特に11月10~13日近辺は要注意だ。この時、火星が冥王星とコンジャンクション(0度)を形成し(日本時間11月11日)、天王星とはスクエア(90度)を形成(11月13日)する《火星トランスレーション》。その上、太陽も木星とスクエアを形成する(日本時間11月14日)。これは社会的、政治的に驚くような出来事(おそらく軍事的色合いを帯びた事件)、投票やスポーツイベントでの番狂わせや騒動、奇妙な自然現象、そして金融市場の大きな価格変動を示唆している。安全性が懸念される場では通常警戒を怠らないことだ。もし注意深くなければ、この時期は世界が集合的ヒステリーに覆われるかもしれない。だがもし上手く管理制御されるなら、素晴らしい見解や思索が生まれ、目を見張る業績が達成される時でもある。