風林火山のニコニコ相場様 2023年9月21日

3が敬礼、4が馬鹿

日本人は、「気心のしれた人間」が味方で、「気心がしれない人」は敵である。

気心がしれた相手とは、自分の意見や、考えかたが判り、理解してくれる人だ。

自分の意見に反対する人は、みんな敵である。

敵を増やさないために多くの人が、持っている不満を、自分も共有する。

みんなが、不満に思っていることを、自分だけ不満でなく満足している、ということを知られないようにする。

組織の中で、自分だけが、多くの人の考えていることと違う次元に居たら、結局は、村八分にされて、弾きだされてしまう。

だから流れに迎合していく。会議の席でも、「空気」というものがある。

その場の空気に逆らっては組織では殺される。

だから、どんな会議でも、会議の終わったあとで気のあう者(気心のしれたる相手)と、一杯飲み屋などで、ああだ、こうだと、自分の本音を吐露して鬱憤を発散する。

会議の席で言えばよい事を言わないから、会議の目的は果たさない。

だから、会議の好きな会社、会議ばかり多いところは、「潰れかけの会社」といわれる。

西洋人は、この点、かなり違うようだ。

日本人が、国際的な会議で、その場の空気ばかり気にして発言するから、主務省の偉いさんが出席しても、なんの効果もあがらない。

日本人の宴会などで、二次会、三次会というのがあるわけで、段々気心のしれた人だけのものになる。

旧日本海軍でも、いまの自衛隊でも、出世は、1にマーク(海兵・海大卒)、2にデスク(海軍省・軍令部)、3に敬礼ーである。

3の敬礼という処が大変面白い。迎合である。

4は馬鹿、5は盾突く。

組織でも、ほとんどが敬礼がうまいのと、馬鹿で成り立っていて、少々骨のある奴は、弾き飛ばされる。

伝統ある会社が、変になっていくのは、敬礼と馬鹿で成り立っているからだ。

2006年3月記