昭和の風林史(昭和五八年八月十二日掲載分)

2019年09月04日

戻り売りだが買い場狙い

小豆目先は戻り売りで取れる。だが先三本の買い場二千円前後狙いが判りやすい。

高値の買い玉が取り残された小豆相場をどう見るか。

投げるに投げられない気持ち。

救出の船がきてくれるかどうか。その事を考えてみる。

今の相場は疲れがきていた。この疲れは下げることによって回復する。

問題はこの下げを頑張れるかどうかだ。追証を入れて救出の船が待てるか。

待てる時間と安値で難平買える気力さえあれば、今の相場天井していないから高値買い玉は蘇生する。

今の場合、(1)天井と見た売り方の気力回復。(2)買い方烏合の衆の弱さ。(3)発券で現物がゆるむ。(4)高値で問屋段階が飛びつき買いして持ちになった。(5)週間足の売り線。(6)凶作織り込み。(7)政策的抑圧などが上値圏でモヤモヤしたものとなり嫌気された。

従って三千丁押しが入って体力気力の弱い買い玉をふるい落として次なる波動(バイオリズム)のくるのを待てば、やはり天井していない相場だったと判る時がくるだろう。

目先は戻り売り型である。強烈材料(台風とか)で買っても、一度川底に足がとどくところまで沈まないことには中途半端な戻りは叩かれる。

期近二本は需給のゆるみで三千丁下げを終了した。期先限月の三千丁下げ地点は今までの売り方が変身するかもしれない。

作柄と相場が日柄疲れで一応分離したわけだが、これで取り組みが増加傾向なら再び作柄と相場が直結した動きになる。

その時は新しい相場と見るべきで、幻の高値三万六千円→八千円が現実に期待できようが、それはもっと先に行ってからだ。

それまでに時計の針との絡み即ち前に回って納会落ちで切られるから、この縦(値幅)と横(日柄)の調節を上手にしないと方針当たって損勘定となる。

●編集部註
 波動という観点では、暦もまた波動である。
 波の動きと書く事から暦はサイクルとも関連する。本紙が西暦だけでなく旧暦や月齢、アストロロジーを毎日紙面のどこかに配置しているのは、古来より相場も含めた人の営みとサイクルに切っても切れぬ縁(えにし)が存在するからだ。
 例えば今日は旧暦で7月23日にあたる。来月は8月だ。現在の処暑や秋分、その少し前の七夕、古くからおこなわれている祭事が行われる時間帯を旧暦ベースで考えてみると良い。暑さ寒さも含めて、何かと「気付き」や「学び」が多い筈だ。